開院から1年半を振り返って・皮膚科の家庭医として

2016年10月02日

10月にて開院から早くも1年半がたちました。ついこの前、開院したかのようでしたが、もう1年半なんですね。患者様が近くからも遠くからも、お年寄りから赤ちゃんまで、あらゆる年代を問わず来られ、いろいろな方と皮膚の問題を通してお話ができてとてもうれしいです。これからも患者様と皮膚のトラブルの問題点を共有し、いろいろ医学的知識を伝達できたら良いと思っています。

10月は、4月についで新生活の時期でもありますね。はじめての方でも予約しやすいようなシステムですので、皮膚のどんなささいな疑問でも是非ご来院ください。

当院の「診療理念」は下記ですが、院長はいつも信念をもって診療にあたっています。

以下は「地域住民の健康維持」に関連した最初のコラムです。アクセス解析でも普段は意外とみてもらっていないページでもありますので、この機会に再掲示してみます。

皮膚科の家庭医として

最初のコラムなので、どうしようか。まだ診療も始まってない状態ですが、開業するにあたって感じていることを思うがままに書いてみることにしました。A337_015

クリニックの開業医は、患者の病気を最初に診る医師として検査や治療を行う「家庭医」としての役割が大きいと考えています。その中でもよく身近に皮膚の病気を起こしやすいことも考えると、皮膚科では特にその「家庭医」の役割が重要な科目だと思います。具体的には、待ち時間も長く初診料も高い大きな病院に行く前に、患者さんに近い場所で気軽に治療を行っていくこと、そして必要に応じて精密な検査や治療が必要であれば、専門の病院に紹介していくことです。

例えばこんな事実もあります。診療所に勤務して感謝されたことを考えました。実は自分が施した治療だけではなく、例えばこれは「悪性の病気もあるから」と基幹病院に紹介した患者さんであったりすることも、結構多いということです。

大きな難しい治療や手術をするのも医療ですし、新しい薬や疾患の解明の研究もとても大事な医師としての使命だと思います。そのような医師の努力には頭が下がる思いです。逆にそういう医師がいないと医学も進歩しませんし、医療が成り立ちません。でも、私はそのような方の成果を参考にして、最新の医療を患者さん一人一人に、より患者さまに近い場所で提供することを考えました。_MG_0995

患者さまのためになるよう、医学的な最新の知識はもちろんですが、教科書的な医学の知識では解決できない生活環境や心の問題の改善法など学ぶべきことはたくさんあります。患者さまの訴えや気持ちを聞いてどのようにしたら、その人にとって一番、最善な方向にいくのかを考えること、そのことに真摯に取り組んでいきたいと思います。

皮膚科というと「美容」というイメージもあり、現に美容も兼ねたクリニックもありますが、私はその「皮膚科の家庭医」に集中するため、保険診療中心の皮膚科医療を行っていきます。これから患者さまからたくさん学んで、患者さまによりよいかたちで還元していきたいと思います。

(2015年1月26日掲載)

★2016年10月2日(コラム掲示のため改変しています)

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