花粉症の治療は早めに考えるのがよいです。初期療法について。当院でも処方しています~2/4修正

2017年02月04日

花粉症の治療は「花粉が飛散する前には抗ヒスタミン薬を内服した方が良い」とあります。花粉が飛散する2週間前から内服薬を使います。これを初期療法といいます。

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花粉症の治療薬も処方しています。

 

花粉症の初期療法

症状が出ていなくても花粉飛散前から内服治療をすると何らかのプラス効果がみられるというものです。そのプラス効果とは何か。①発症が遅くなります。②ピーク時の症状が軽くなります。ガイドラインでもこの治療は推奨されています。

この治療は抗ヒスタミン薬の「インバースアゴニスト」という働きの理論で証明されています。これを説明すると長くなるので省きますが・・・。

2016年改訂の鼻アレルギーガイドラインではTh2サイトカイン阻害薬鼻噴霧ステロイドも入っていますが、この中のどれか一つは初期に始めた方が良いでしょう。

花粉症の対策ポイント

基本的に「外出時はマスクしましょう。まあ、基本ですよね。そして、忘れてならないのが「家の中に花粉を持ち込まない対策」です。帰宅時には、玄関の外で花粉を払い落としましょう。また、洗濯物は花粉の多い時期は室内で干しましょう。掃除をこまめに行い、室内の花粉を減らすのもポイントです

当院では花粉症の方に対策プリントをお渡ししています。

 

 

ステロイドの点鼻は即効性がある

鼻噴霧用ステロイド薬は有用性が証明されており鼻アレルギー診療ガイドラインにおいて広い適応が認められています。特に「鼻づまり」は抗ヒスタミン薬では効きにくいのですが、ステロイドの点鼻はその鼻づまりに効きやすいです。また即効性もあり、おすすめです。

鼻づまりには抗ロイコトリエン薬の内服も良いです。

 

眼の症状には点眼を

市販の薬はよくありません。点眼用抗ヒスタミン薬を処方します。最近、コンタクトレンズをしていても使用しやすい点眼剤も出てきました。

 

 

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花粉症