帯状疱疹について

2017年12月31日

皮膚科で多い病気である帯状疱疹(たいじょうほうしん)について掲載します。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

静岡では俗に「おびちょう」ともいわれます。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる皮膚感染症です。実は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因です。一度、水ぼうそう(水痘)にかかったあと神経節にヘルペスウイルスが潜伏し、疲れや体調が悪いときに免疫力が低下すると再び増殖して発症すると考えられています。発疹は神経の走行に一致して帯状に水ぶくれができます。神経痛を伴う人もいます。具体的には、身体の右半分か左半分に赤い斑点や水ぶくれが帯状にあって神経痛のような痛みがあれば帯状疱疹と思った方が良いでしょう。

さて、水ぶくれと痛みであれば誰でも帯状疱疹と分かりますが、実は初期は痛みもなく、水ぶくれもないことがあります。水ぶくれの前段階 毛穴に一致した丘疹の発見が重要になり、ここで帯状疱疹と分かると素早く治療が可能になります。ここが皮膚科受診の大きなポイントです。実は治療が遅くなれば遅くなるほど痛みが残りやすいといわれていますので、とても大きなポイントとなるわけです。

皮膚科に受診して早めの治療をしましょう。IMG_0811[1]

抗ウイルス剤内服でウイルスの増殖を抑える治療をするのですが、72時間(3日)以内に治療開始が望ましいとされています(※それ以降でも効かないことはありません)。重症化すると神経痛が長引きますし、発疹がたくさん出た場合は傷痕になる人もいますので、早めの受診と治療が大事です。

★関連項目

単純ヘルペス(口唇ヘルペス)