花粉症の治療は早めに考えるのがよいです。初期療法について~当院でも処方しています

2022年01月22日


2022年の花粉症の予測ですが、昨年の7月の日照時間が長かったこともあり、静岡では昨年よりスギ花粉の飛散が多いという予想が出ています。

 

花粉症の治療は「花粉が飛散する前には抗ヒスタミン薬を内服した方が良い」とあります。花粉が飛散する2週間前から内服薬を使います。これを初期療法といいます。

本格的な飛散は2月上旬ですが、早めに内服すると良いでしょう。

 

花粉症の初期療法

症状が出ていなくても花粉飛散前から内服治療をすると何らかのプラス効果がみられるというものです。そのプラス効果とは何か。①発症が遅くなります。②ピーク時の症状が軽くなります。ガイドラインでもこの治療は推奨されています。

この治療は抗ヒスタミン薬の「インバースアゴニスト」という働きの理論で証明されています。これを説明すると長くなるので省きますが・・・。

 

花粉症の対策ポイント

基本的に「外出時はマスクしましょう。そして、忘れてならないのが「家の中に花粉を持ち込まない対策」です。帰宅時には、玄関の外で花粉を払い落としましょう。また、洗濯物は花粉の多い時期は室内で干しましょう。掃除をこまめに行い、室内の花粉を減らすのもポイントです。

 

 

 

ステロイドの点鼻は即効性がある

鼻噴霧用ステロイド薬は有用性が証明されており広い適応が認められています。特に「鼻づまり」は抗ヒスタミン薬では効きにくいのですが、ステロイドの点鼻はその鼻づまりにも効果があります。また即効性もあり、おすすめです。

 

眼の症状には点眼を

点眼用抗ヒスタミン薬を処方しています。最近、コンタクトレンズをしていても使用しやすい点眼剤や、1日2回点眼の薬も出てきています。

 

花粉症の治療の選択肢として漢方もある

ヒスタミンの薬は眠くなりやすいというのが欠点ですが、漢方薬には眠気がありません。しかも、即効性がありますので効果的です。希望のある方は処方していますので、是非、ご相談ください。

 

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(2022年1月22日修正)