乾癬

2014年12月26日

皮膚科で比較的頻度が高く治りにくい病気として「乾癬」(かんせん)があります。赤く厚いかさぶたを伴った特徴的な発疹を繰り返す、非常に難治性の病気です。

近年の「乾癬」の研究は目覚ましい発展をとげ、新しい薬や治療法が次々に出てきました。乾癬は患者の状況に合わせて治療するオーダーメイドの時代に入っています。乾癬のピラミッド計画は皮膚科最新の考え方であり、ステロイド外用・ビタミンD3外用、光線治療、レチノイド、シクロスポリン、生物学的製剤といろいろな治療を重症度に合わせて選択していくことができるようになりました。一方、基幹病院と開業医が扱う治療も分担化されつつあります。

当院での治療の特徴は?

当院で行える治療はステロイド外用、ビタミンD3外用、光線治療を中心に、必要に応じてレチノイド内服、シクロスポリン内服の治療もすすめることがあります。それらの治療を組み合わせたり、ローテーション療法(何種類かの治療を一定の期間ごとに変えていく治療)をすることにより、治療目標を患者ごとに定め、きめ細かな治療を行います。また当院では、ナローバンドUVB、エキシマライトなど光線医療機器も充実しており、治療の選択の幅が広がっています。

当院では2種類の光線治療機器があり、乾癬に積極的に取り組んでいます。光線治療についてはこちらをご覧ください。

また生物学的製剤に関しては基幹病院の治療になりますので、地域連携にて適切な基幹病院を紹介します。

一方、「乾癬」の原因の一つにメタボリックシンドロームが強く関係しているということがいわれいます。「乾癬」が日本で最近、増えている理由は食生活の欧米化もあるのでしょうか。このように生活改善や体質改善は難治性の「乾癬」では非常に重要なことと私は考えています。漢方治療もその観点では非常に有効であると考えており、当院でもオーダーメイド治療の一環として取り入れています。

「乾癬」でお困りの方は当院にてご相談ください。