★当院の「イボ」治療について紹介します★

2017年08月16日

手足などによくできる「いぼ」。正式名称は疣贅(ゆうぜい)といいます。「子供の手足にできるできものでウオノメ(鶏眼)だと思っていたら、実際はいぼでした。」ということはよくありますので正しい診断を病院で受けましょう。

さて、いぼは実はウイルスが原因と分かってきました。ヒト乳頭腫ウイルスというウイルスです。よって、触っていると他の場所に広がることもあるので注意が必要です。

治療は?

日本では保険を使って行える治療は液体窒素による冷凍凝固療法が第一選択としてあります。いぼに直接、綿棒に浸した-196度の液体窒素を押し付ける治療ですが、1回ではとれないので何回か繰り返す必要があります。ウイルスに感染した異常細胞を低温で殺して、その細胞に変わって新たな正常の細胞が増殖してきて治るというのが理論です。 当院では、液体窒素療法をベースに外用薬の併用や事前処置などの工夫を加えて治療効果をアップさせます。治療については少々、痛みを伴いますが、当院では丁寧に説明した上で注意点を記載したプリント等もお渡ししていますので安心して治療していただけると思います。一方、ハトムギの成分が入っている漢方のヨクイニンも免疫賦活作用があり、使用することもあります。

冷凍凝固療法のよくある質問

Q.いぼの液体窒素治療をした後はプールやお風呂にはいれますか?

A.プールやお風呂に入っても大丈夫です。

Q.液体窒素治療をした部分に水ぶくれができたのですがどうしたらよいですか?

A.いぼの液体窒素での治療後に治療効果によって水ぶくれや血豆になる場合があります。小さくて痛みがなければ放置しても大丈夫です。大きくて痛んだりする場合は水ぶくれの中の液を抜く処置をした方が良いのでご相談ください。

Q.痛い治療は嫌です。

A.、ヨクイニン内服やビタミンD3軟膏の外用など他の治療も説明します。

Q.いぼの治療部分の皮膚がむけてとれたと思いますが、もう治療は必要ないでしょうか?

A、結構、残っていることもあり、肉眼でははっきりとわからないこともあります。ダーモスコープという拡大鏡で確認しますので、自己判断で中断しない方が良いと思います。

 

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イボにはいろいろなかたちがあります。

イボの正体は?

イボとヨクイニン