ドゥーエ製品の販売について~ベビープラスシリーズ

2015年05月10日

ドゥーエ製品(ベビープラスシリーズ)を院内で販売しています。

・泡ソープ       1430円(税込)

・泡シャンプー     1430円(税込)

・UVプロテクトミルク 1430円(税込)

製品については、こちらをご覧ください。

 

 泡ソープ、泡シャンプーについて

乳児湿疹の診察をしていますと、「せっけんは使った方が良いの?」という質問が必ず寄せられます。

乳児湿疹は乳児脂漏性皮膚炎ともいわれ、皮膚の毛穴や代謝機能も未熟なので、どうしても大量の皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。そして炎症を起こしてしまって湿疹になります。

よって洗浄はした方が良いと思います。

でもゴシゴシ落そうとすると子供の皮膚は薄いのですぐ乾燥して、乾燥すると刺激を受けやすくなり、そのため炎症を起こしやすくなるので注意します。

私としては「泡を作って手で洗う」説明をしています。拭くときは、タオルを使うにしても綿のタオルでポンポンとこすらないようにしてください。

当院でもそれに適した、頭用のシャンプーと体用のソープをおきます。固形の石鹸よりもお風呂での手間を考えると使いやすいですよね。

洗浄後は必ず、保湿を忘れずにお願いしたいです。ご希望で保湿剤を薬として処方しますので診察時に言ってください(静岡市では1歳まででしたらこども医療の負担援助で0円になるはずです。)

 

日焼け止めについて

「子供に日焼け止めを使ったほうがいいのでしょうか?」という質問がたまにあります。

子供への紫外線対策については「小さいうちは日光浴をさせたほうがいい!」などの意見もありました。実際に子供の適度な紫外線はビタミンD3の生成により骨形成を助けたりする良い面ももっています。しかし、紫外線は1日10分で満たされるそうです。むしろ子供の時から紫外線に過度にあたっていると将来、しみ・しわができやすくなる。さらに皮膚科医が心配するのは皮膚癌の発生率が高まるということで、こちらの方が重視されるようになってきました。

これらのことをふまえて、1998年に母子手帳から「日光浴のすすめ」という記載がなくなり、むしろ子供の頃から紫外線対策が必要であることが常識となってきています

そこで当院では予防医学の観点から日焼け止めクリームをおくことにしました。

赤ちゃんだけでなく子供にもOKです。子供の日焼け止めのポイントは、低刺激でかつ、ベタつかないことがポイントです。

当院でおく日焼け止めはSPF20,PA++と赤ちゃんにも使いやすいです。かぶれの原因となる紫外線吸収剤は無添加のため安心して使用できます。

大人の日焼け予防といえば、長袖や帽子、サングラスの着用や日焼け止めの使用などが有名ですが、理屈のわからない子供に帽子やサングラスを使用しても嫌がって取ってしまいますよね。日焼け止めがやはり良いと思います。

(関連項目)

日焼け止めで日焼け対策を

(院長記載)