イボ(尋常性疣贅)の正体は?~イボシリーズ②(再掲示)

2017年07月27日

イボシリーズ第2弾のコラムです。

イボの正体は何でしょうか?

イボは、実はウイルスによる感染ということが分かってきました。ウイルスはヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス)です。

このウイルス自体は自然界に多数存在します。それが、皮膚に小さな傷があるとそこから中に入り込みます。そして表皮基底層(皮膚のもっとも表面の層の最下部)の幹細胞に感染します。この細胞は増殖機能が活発で、どんどん増殖し正常な細胞を押しのけて勢いよく増殖し皮膚の表面にみえてきてイボと認識されます。

★皮膚の模式図での説明が、皮膚科学会のQ&Aにて分かりやすいのでリンクしますので興味のある方はご覧ください。→こちら

 

このように、放置するとどんどん盛り上がってきます。でも、それだけではありません。実は・・・毛や汗の腺を伝って感染した細胞が深く潜り込んでしまうのです。こうなると治りにくくなってしまうのです。

ですので、この類のイボに関しては早めの治療をおすすめします。

 

当院では液体窒素による凍結療法で治療するのですが、このように奥深くまで入り込むイボもありますので、治りにくい人と治りやすい人に個人差が出てきてしまうのです。数回で終わる人もいれば、10回以上かかる人もいます。

当院では経過が長く大きなイボには、治療がなるべく短い期間に完治できるように、いろいろな処置や薬を併用するなど駆使・工夫して治療を行っています。

 

イボの凍結療法は、液体窒素に浸した綿球を皮膚に押し当てて治療するのですが、当然ながら、写真のようにイボの大きさによって使用する綿球の大きさを変えてもいます看護師さんがいつも準備してくれています。

イボの治療は当院にご相談ください。

 

★イボの疾患情報と、液体窒素による凍結療法のことについては、こちら をご覧ください。

★「イボシリーズ① ~イボにもいろいろなかたちがあります。」については、こちら をご覧ください。

★「イボシリーズ③ ~イボとヨクイニン」については、こちらをご覧ください。

(院長記載)