口腔アレルギー症候群とプリック検査について

2018年09月24日

果物を食べてくちびるやのどの奥にかゆみや違和感を感じたことはありませんか?このような口腔粘膜の接触蕁麻疹を含んだ即時型食物アレルギーを口腔アレルギー症候群(OAS)と呼びます。

実は、このOAS、花粉のアレルギーと合併します。共通のアレルギー成分の蛋白質をもっているためといわれています。

OASというと春の花粉であるハンノキやオオヤシャブシが有名ですが、初夏に多いカモガヤや秋に多いブタクサ、ヨモギなどの雑草のアレルギーにもあります。食物としては、ウリ科の果物(メロン、スイカ)やバラ科の果物(モモ、リンゴ、ナシ、サクランボ、ビワ)、キウイ、パイナップル、バナナ、トマト、ナスなどが知られています。

新鮮な果物を利用したプリック検査(Prick to prick)によって詳しく分かります。

OASの治療ですが、現在のところ除去食が適切とされています。症状が出現しているにもかかわらず繰り返し食べ続け重症化した報告もあるので注意が必要です。