ダーモスコピー検査

2014年12月31日

 拡大鏡ではありますが、単なるルーペではなく、皮膚の病変をみるのに優れた機能をもった器具です。ハロゲンランプや発光ダイオードによって病変部を明るく照らし、かつエコージェルや偏光フィルターなどにより反射光のない状態にして、10~30倍程度に拡大して病変を見る検査です。これにより皮膚表面だけでなく少し深めのところの状態もみえてきます。

 主として皮膚表面の黒や茶色の色素のある病変(できもの)の診断に使用します。ほくろ(色素性母斑)、ほくろの癌(メラノーマ、悪性黒色腫)、基底細胞癌、老人性のいぼ(脂漏性角化症)、皮膚線維種、血管腫,血腫などが鑑別できます。 これにより診断だけではなく、すぐに治療が必要か、経過観察が必要か、全く心配ないものかを判断します。

 それ以外にもいぼ脱毛症の診察にも活用しています。

 検査にあたっての注意点です。

 顔の病変をダーモスコピーで診断するためには、お化粧が大きな障害となります。診察の前に患部のお化粧は落としていただきます。必要な方は、終了後にお化粧ができるように、お化粧道具をご持参ください。 当院には化粧室(パウダールーム)をご用意しています。

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