いろいろな皮膚の病気⑥~汗疹(あせも)について

2017年12月31日

★静岡市駿河区「いのうえ皮ふ科」の 汗疹(あせも) のページです★

いろいろな皮膚の病気シリーズ 第6弾です。

皮膚には汗の通り道である汗管(かんかん)がありますが、あせもはこの管が詰まり、汗が皮膚の中にたまってしまった状態になっています。汗をたくさんかくと皮膚表面の水分が増え、汗や細菌が混じって汗管をふさいでしまします。 

あせもには、透明な水疱の水晶様汗疹、かゆみを伴う赤いブツブツの紅色汗疹がありますが、ほとんどが紅色汗疹です。小児に多く、肘の内側や膝の裏、脇の下、首など衣類や肌同士で擦れやすい場所にできやすいです。痒みがひどい場合は治療薬が必要ですので、早めに受診に来てください。

 

(いろいろな皮膚の病気シリーズ)→一覧はこちらを参照してください。

口囲皮膚炎・酒さ様皮膚炎

痒疹(ようしん)

汗疱状湿疹

癜風(でんぷう)

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)

多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)